手っ取り早く部屋がおしゃれになる、プロ直伝の「壁」「床」「家具配置」 のポイント
木目調のクッションフロアでおすすめなのは、グレー寄りのホワイトオーク。
または深みのある色合いがシックなウォルナット。 黄みが強い色合いの木目はどこか懐かしい印象になりやすいので、レトロなテイストを求めている人以外はなるべく避けて。
「ちなみに木目にはトレンドがあります。今っぽいのは、ホワイトオークなどのグレー寄りの木目。あと定番のウォルナットはシックな色みなので失敗しにくく、オシャレに見えます。ただウォルナットは色が暗めなので、リビングの全面に敷く場合は、一気にトーンが暗くなるから、ある程度家具との色合いの調和を考えるのをおすすめします」
壁のデコレーションは、思いきってひと回り大きめのものを選ぶのもあり!
「もっと簡単なのは、壁のデコレーションを見直し。『壁に何を飾ったらいいかわからない』『どのくらいの大きさのものがよいかわからない』といった声もよく聞きますが、みなさん意外と飾っているものが小さいなと思うことがよくあります。一概には言えませんが、簡単に空間を彩ってくれる便利な飾りこそ、思いきって大きなものを選んでみるのはどうでしょうか」 「例えばこんなスワッグのような飾りも、大きいものならひとつ足すだけで空間がオシャレに。小さいものだと空間に対して“点”のような存在になってしまい、逆に目立ってしまうんですよね。もしここまで大きいものじゃなくても色やフォルムで空間につながりを持たせるのがポイントです。例えばスワッグ飾りの隣に絵が飾ってあるなら、絵で使っている色の花を取り入れたり、その絵が抽象画で曲線的なラインが印象的なら、スワッグも曲線を意識したものを飾るなど、色やフォルムをリンクさせたり、テーマを統一させたりすると空間に一体感が生まれます」
ひとつ置くだけで即オシャレに見えるインテリア雑貨も“大きめ”がキーワード
「また、先ほどの“ちょっと大きめ”サイズに関して言うと、インテリア雑貨も大きめのものを選ぶと海外インテリアのような雰囲気を与えます。もちろん実用的な雑貨は、その用途に合ったサイズが使いやすいと思いますが、花などを飾れるつぼや、ファブリックなどを入れるカゴなどインテリア性の高さも意識したいアイテムはちょっと大きめのものだとより空間に映えます」