恐竜着ぐるみ貸し出し 富山・大山地域の祭り実行委、走るイベントで話題
恐竜の足跡化石が発見されたことにちなみ、富山市大山地域で6月に開かれた「大山ダイナソー祭り」の実行委員会が、祭りで活用したティラノサウルスの着ぐるみの貸し出しを始めた。この着ぐるみで走る企画が人気だったことから、多くの人が利用する機会をつくり、地域の魅力を知ってもらうとともに、にぎわい創出につなげる。 大山ダイナソー祭りは、富山市南商工会青年部大山支部でつくる実行委が大山総合グラウンドで初めて開催した。こども縁日やステージパフォーマンスなどがあり、中でもティラノサウルスの着ぐるみで参加者が一斉に走るメインイベントは大いに盛り上がった。交流サイト(SNS)などでも話題になった。 この盛り上がりを波及させたいと、着ぐるみの貸し出しを開始。数十体をまとめて貸し出すことも可能で、大山地域内外のイベントなどで活用してもらいたい考えだ。祭りは来年以降も継続して開くため、収益はこの事業費に充てる。実行委のメンバーは「『恐竜の里 大山』を浸透させていきたい」と話す。
料金は1体千円。大人用は最大50体、子ども用は最大30体を貸し出す。大山地域の団体は無料。希望者は同商工会大山支部センターに取りに行く。問い合わせは同商工会大山支部センター、電話076(483)1420。