熊野円卓会議 地域の未来を語り合う 和歌山県新宮市
テレビ和歌山
少子化や人口減少対策など、地域の未来について語り合う催しが、このほど、新宮市で行われました。 新宮商工会議所で行われた催し「熊野円卓会議」は、人口減少や後継者不足が深刻になりつつある中、地域住民に熊野地域の未来を考えてもらおうと、地元有志らでつくる「くまのビジョン」が初めて開きました。 約120人が参加し、第一部では、若者が地元から流出する熊野地域の現状について、近畿大学附属新宮高校の地域ゼミの生徒が行った独自のアンケート結果が示されたほか、人口流出を止めた県外の事例が紹介されました。 続く第二部では、新宮市の田岡実千年市長や北山村の泉清久村長らが加わり、地域活性化のために何ができるかをテーマに聴衆からの意見も交えてパネルディスカッションが行われました。「熊野円卓会議」は田辺市以南の熊野地域で今年度中にあと3回開かれる予定です。
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