和歌山労働局がベストプラクティス企業と意見交換
和歌山労働局は、11月12日、働きやすい職場環境づくりに積極的に取り組んでいるベストプラクティス企業に選ばれた株式会社小池組と意見交換しました。 これは厚生労働省の「過重労働解消キャンペーン」の一環として、働きやすい職場環境づくりに取り組む企業から、その思いや取り組みを聞き、紹介しようと行われたものです。 長時間労働削減など、働きやすい職場環境づくりに取り組む2024年度のベストプラクティス企業には、建設事業を営む株式会社小池組が選ばれました。 この日、和歌山労働総合庁舎で行われた意見交換には、小池組と国土交通省・近畿地方整備局・和歌山河川国道事務所、和歌山労働局双方の幹部が出席しました。 意見交換では、小池組の業務効率化のための情報共有システムなどの活用事例や、若い人材を確保するため県内の高校で出前授業を行うなど、地元採用に力を入れていることなどが紹介されました。 小池組の小池代表取締役は「建設業は労働時間が長く、賃金も他の産業に目移りするようになっている。担い手を確保するため、また業界のイメージを変えていく意味でも、一番に取り組むべきことが長時間労働の解消だと考え、取り組んできた」と、働きやすい環境づくりに取り組んできた理由について話していました。