「C」のつく環状の高速道路、全部いえるかな? Cの路線番号は首都圏だけじゃない!
中京圏
首都圏の環状の高速道路の他、実は中京圏にも「C」のつく環状の高速道路がある。 【C1】名古屋高速都心環状線 名古屋高速都心環状線は、名古屋の都心部を経由する環状の高速道路で、時計回りの一方通行となっている。 もともと「R(ring)」表記だったものの、NEXCO管轄の高速道路をナンバリングする際、都心環状線を含めた中京圏の環状の高速道路を「C(Circle)」で統一した。なお既存の都市高速との整合性という観点から中京圏の環状道路を「R」で統一する案もあった。 【C2】名古屋第二環状自動車道(名二環) 名古屋第二環状自動車道、通称「名二環」は、名古屋南JCTから飛鳥JCTまで、延長54.3kmの半円状の高速道路で、伊勢湾岸自動車道と接続して環状の高速道路として機能している。 【C3】東海環状自動車道(東海環状道) 東海環状自動車道は愛知県の豊田市から岐阜県岐阜市を経由し三重県四日市市に至る、延長約153kmの高速道路で岐阜県と三重県の未開通区間で工事を進めている。
その他の地域
【C】福岡高速道路環状線 福岡高速道路の環状線も「C」単独の路線番号となっている。福岡高速道路には他の環状線がないため、数字を付番する必要はなかったのかもしれない。福岡高速道路の路線図や案内板もこの路線番号と路線名を用いているが、実は通称名で、正式な路線名は「福岡高速1~6号線」とされており、環状部分は複数の路線が重複するかたちとなっている。 高速道路の環状線といえば「阪神高速の1号も……」と思うかもしれない。しかし阪神高速1号のナンバリングは「1」で「C」はつかないので「C」のつく環状の高速道路にはあてはまらない。ちなみに路線図や看板には「Loop」が付いている。
文=KURU KURA編集部