国分太一「アタック25のクイズにしてほしい」車メンテナンス中に飛び出した"納得”の高難易度クイズ<国分太一のTHE CRAFTSMEN>
6月14日に放送された「国分太一のTHE CRAFTSMEN」(毎週金曜曜夜10:00-11:00[BSJapanext<263ch>])は、「車メンテナンス編」を放送。 【画像】オイル交換作業のため、ジャッキアップした車に潜り込む国分太一 ■車には特に重要なメンテナンス編、開幕 同番組の柱とも言える、国分太一がお気に入りのアメ車をカスタムしていく連続企画。今回は半年に1度のメンテナンス編と題して、オイルバルブ・ワイパーのゴムの2つを交換していく。また忘れがちな消火器の設置と、エンジンオイルの交換も決行する。 まずは簡単なところからということで、ワイパーゴムの交換から始める国分。“ワカさん”こと茨木一綺さんの指示に従いつつ、コツを聞きながら作業を進める。細かなパーツを扱う際は眼鏡を用意しつつ、茨木美伽(アネゴ)さんと山口慎也(ヤマさん)さんも参戦して皆で作業。古いパーツと新しいパーツを混ぜてしまうといった、いつもの小トラブルが起きたのはご愛敬だ。 国産車と海外の車ではワイパーの規格が異なるため、今回使用しているワイパーパーツは日本のものよりも細く設定されているという。ワカさんの解説を聞いて関心しながら、無事にワイパーのゴムを交換する国分。意外と手早く終わったため「凄い簡単なんだね」と語る国分は、「早く雨降らないかな」と早くも交換したパーツを使うタイミングを心待ちにするのだった。 続いての作業はオイルバルブの交換。ボンネットを開いてみたところ、ワカさんは思わず「すっごい綺麗」とこぼす。嬉しそうに「褒めて褒めて」と喜ぶ国分をかわしつつ、車体をジャッキ上げ。危険性についても語りつつ、まずは車体の下に身体を入れて古いオイルを抜き取っていく。ドレインボルトという栓を開け、オイルを抜ききるまで放置。古いアメ車はもともとエンジンオイルが少ないため、こまめに交換した方が良いといったアドバイスを受けつつ、オイルバルブの取り付けに戻る。 オイルバルブを付けておくことで、“ひねるだけ”の簡単操作でオイルが抜けるようになる。なおグリースを塗っておくことで回転させやすくなるから、とシリコン製のグリースも塗ってくれるサービスっぷり。国分はデザインに大満足しつつ、操作方法も教わってご満悦な表情を浮かべるのだった。 やはり国分ほど喜んでくれる人がいるとやる気が出るのか、不具合の発生もすぐに気づけるようにオイルパンにも手入れを施してくれるワカさん。再びボンネットに戻って新しいオイルを流し込む際には古いオイルとの色の違いに驚きつつ、これにてエンジンオイルの交換も完了となる。 愛車に長く乗るために必要なメンテナンスだが、手間をかけた分愛着も増すというもの。お店に任せずにセルフでやるからこその愛おしさも、また車イジリの楽しさかもしれない。 ■完全自動、チューブ型の最新消火器 ワイパーのゴム交換、オイルやオイルバルブの取り付け・交換を終え、残るは消火器の設置に。今回取り付けるのはワカさんイチオシのアイテムとして以前にも紹介した、車両火災に対応するための消火器「BLAZECUTオートマチックファイヤーサプレッションシステム」だ。 消火器といえば大きな装置をイメージする人も多いだろうが、同商品はチューブ状の変わった消火器。火災が起きると熱によってチューブが破裂、内に入っている消火剤を散布してくれる仕組みになっている。なお作動後にエンジン内が汚れないことも評価されているとのこと。ワカさんの車のエンジンルームにもすでに搭載されており、過去に見学させてもらった国分が「つける場所は色々あるんだね」と感心していた姿も放送された。 ワカさんとアネゴに見守れながら、ヤマさんと一緒にエンジンボックスを外す国分。消火器はエンジンボックスの下にあるエンジン上部のエアクリーナーキャップへ設置することに。ワカさんとじゃれあいながら、キャップに消火器を取り付けるためのアームを溶接する準備に取り掛かる。金具を切断した後、バーナーで25分ほど加熱してハンマーで叩いてアームが完成。“せっかちおじさん”とからかわれつつも、しっかり4本作り終える。 いざ溶接、という際にはごくごく細かい部分でもしっかりとクラフトマンシップを発揮して調整するワカさん。溶接した金具の向きが若干異なるため修正、溶接で盛り上がった部分は削るなど、見えなくなる部分にもこだわりを持って向き合っていた。 一方国分達はといえば、しりとりをはじめたり手持無沙汰のようす。しかし「最後の1本は太一がやるらしいよ」とワカさんからキラーパスをもらった国分が挑戦してみても、練習の段階からとても難しいという結論に。熟達した技術が必要になるようだ。 ようやく溶接まで終わったエアクリーナーキャップを見て、国分は「アタック25のクイズにしてほしい」と小ボケを1つ。たしかに一見してもなんの道具だかわからないため、BSJapanextで放送中の本格クイズ番組「パネルクイズ アタック25Next」で出題されたら解答者は苦労しそうだ。 ■自分にしかわからない細かなミスでも見逃さないワカさん 今回の放送では、愛車の健康を保つ車のメンテナンス方法を紹介。特にワカさんの知識とこだわりが光る回となっており、国分たちは目を輝かせて作業を見守っていた。 溶接の際もそうだったように、簡単そうにやっていることでも国分のような未経験者では難しい作業ばかり。また人の車であるにも関わらず、見えないところまでしっかりと品質を追う姿勢はまさにクラフトマンだ。 改めて頼もしい師匠に囲まれていることがわかった国分。しかし次回の「車メンテナンス完結編」では、"窓が落ちる”というハプニングが発生してしまう。波乱が待ち受ける次回放送は、6月21日(金)よる10時から。