「大津、松本晴、前田純とまだ決まっていない」 ソフトバンク小久保監督、CS先発争いに言及 野手17人も「最後の最後まで…」
◆ソフトバンク1―0ロッテ(4日、みずほペイペイドーム) 勝利で有終の美を飾った。4年ぶりにリーグを制したレギュラーシーズンを5連勝締め。小久保監督は新人監督として史上最多の91勝目を挙げた。「投手力だと言ってきた中で今日も締まるゲームで最後までいい投球だった」と無失点リレーの投手陣をたたえた。 ■柳田が試合前に笑顔で話すのは平成唯一の三冠王【写真】 143試合目まで収穫を手にした。クライマックスシリーズ(CS)の先発枠を狙う大津が「良い投球ができて本当にうれしい」と6回1安打無失点で7勝目。最後のアピールに成功すると、勝ちパターンに期待する杉山、ヘルナンデスもゼロでつないだ。 小久保監督は「(CSの先発は)大津、松本晴、前田純とまだ決まっていないのでしばらく考える」と説明。有原、モイネロ、スチュワートに続く先発枠を若手陣が最後まで争う格好だ。 野手陣も優勝決定後にダウンズ、笹川らが1軍で結果を出した。指揮官は「野手は(ベンチに)17人入れる。どうするかは最後の最後までコーチ陣と話し合う」。全体練習、福岡での3軍戦、みやざきフェニックス・リーグなどに分かれ、メンバーを絞り込む。 貯金42。CSで下克上を許すわけにはいかない。「明日、あさってはゆっくり休んで、選手もスタッフもリフレッシュしてもらって16日からのCSに最高の準備をして挑みたい」。羽をいったん休め、日本一へ再び飛躍する。(小畑大悟) 【#OTTOホークス情報】
西日本新聞社