【過剰人気馬を斬る!】京都はCデムーロ騎乗馬のオッズに極端なバイアスが… あくまで走るのは馬
日曜午前のユーチューブ生配信や、運動理論馬券でおなじみの岡本将孝記者が、当日のオッズを見て〝過剰人気馬〟をピックアップ。「前走2着はレベルが低かっただけ」「直前の雨は割引」「内枠でモマれると不安」などなど。独自の観点を持ち、JRAの全レース全馬分析も行っている岡本記者だからこそ分かる、オッズの〝ゆがみ〟を指摘します! ▼掲載対象レース 土曜京都9R・秋明菊賞
【土曜京都9R・秋明菊賞】過剰人気馬=ウィルサヴァイブ
午前11時30分現在、ウィルサヴァイブが単勝2・6倍で1番人気。前走のオープン特別ききょうS(中京芝1400メートル)で3着に入っているが、5頭立ての3着だし、当日の超高速馬場を考えれば1分21秒0(良)の走破時計も微妙だ。今回はCデムーロの騎乗がオッズをゆがめているといわざるを得ない。 ここはキャッスルレイク(2番人気4・0倍)のほうがハッキリと上。2走前(中京芝1400メートル)の未勝利Vはかなり価値が高い。出遅れを無理に挽回したうえで超ハイペースを好位で追いかけたが、それを早め先頭から押し切ってしまったのだから力が違い過ぎた。前走のGⅢファンタジーS(京都芝外1400メートル=7着)は走法的に不良馬場も合わなかったため仕方なしの結果。今回、普通に回ってくれば強い競馬になるはずだ。
岡本 将孝