去就注目のA・デイヴィス、レアルに加えマンUも関心か…バイエルンとの契約は来夏で満了
マンチェスター・ユナイテッドがバイエルン所属のカナダ代表DFアルフォンソ・デイヴィスに関心を寄せているようだ。15日、ドイツメディア『スカイスポーツ』やスポーツ専門チャンネル『ESPN』が伝えている。 現在23歳のA・デイヴィスは2016年にメジャーリーグ・サッカー(MLS)のバンクーバー・ホワイトキャップスでプロデビューを飾り、2019年1月に欧州屈指の名門バイエルンへのステップアップを果たした。同クラブでは左サイドバック(SB)を主戦場にここまで公式戦通算203試合に出場し11ゴール32アシストをマーク。主力選手として5度のブンデスリーガ制覇を含む合計13個のタイトル獲得に貢献している。 今夏に就任したヴァンサン・コンパニ監督の下でも公式戦8試合に出場しているA・デイヴィスだが、現行契約は2025年6月末で満了に。クラブ側はかねてから契約延長に向けて動いているものの、給与の要求額などを巡って交渉は難航しており、今シーズン終了後の退団も噂されている。 報道によると、以前から関心を寄せているレアル・マドリードに加え、マンチェスター・ユナイテッドもA・デイヴィスの動向を注視しているという。同クラブでは、左SBを主戦場とするイングランド代表DFルーク・ショーとオランダ代表DFタイレル・マラシアが負傷離脱を繰り返していることから、同ポジションの補強を検討しているようだ。 移籍市場に精通する『スカイスポーツ』のフロリアン・プレッテンベルク記者は、マンチェスター・ユナイテッドは現時点で獲得の可能性が高くないと認識しているものの、A・デイヴィスに関する情報を集めていると指摘。一方で、バイエルンも契約延長に向けた交渉を再開する用意をしているとのこと。また、仮に来夏にフリートランスファーで移籍する場合には、依然としてレアル・マドリードが最有力候補と伝えている。
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