「獣臭プンプン!」初めてのプレーオフに臨む大谷翔平が大変化!?川﨑宗則が指摘する「新鮮な翔平さん」の正体
大谷翔平の“進化形態”に、元同僚も注目せざるを得ない様子だった。10月13日に放送された『ABEMAスポーツタイム』に、元MLBプレーヤーの川﨑宗則氏が出演。初めてのプレーオフに臨んでいる大谷について「獣臭プンプン!」「新鮮な翔平さん」と新たな一面に言及した。 【映像】ムネリンが指摘した“獣谷”の一部始終 10月11日(日本時間12日)にドジャースタジアムで行われたナ・リーグ地区シリーズ、ロサンゼルス・ドジャース対サンディエゴ・パドレスの一戦で、ドジャースの大谷翔平を6打数無安打に抑えたパドレス先発のダルビッシュ。そんなダルビッシュは、大谷との対戦で投じた全28球のうち、速球はわずかに3球のみと極端に速球を減らし、変化球中心の配球を見せた。 実はこの傾向そのものは、パドレス投手陣全体にも概ね当てはまり、パドレス投手陣が大谷に対して投じた全107球のうち、変化球は74球、速球はわずかに33球であったという。 こうしたパドレス投手陣による“変化球攻め”について、番組では改めて川﨑氏に見解を求めることに。 川﨑氏は「1戦目のホームラン。バーンと打って、ボーンって(バットを)投げたやつ。あれを見たときに、(ダルビッシュ)有くんは、“あ、もう真っすぐは投げれない”って考えたと思う」と言及。1戦目に放った豪快弾の際の打撃が、後の徹底した変化球攻めに繋がったと解説した。 実際、ダルビッシュをはじめとするパドレス投手陣による変化球攻めに、大谷自身も苦戦を強いられることとなった。そうした点について川﨑氏は「(本来であれば)変化球に合わせられないことないですよ?ないですけど、今回、真っすぐがすごく本人としては飛んでいたので。“真っすぐが得意な身体”だったんですね」と、大谷が意識的な部分も含めて“速球打ちモード”であったことも、苦戦の要因であったとした。 さらに、現在の大谷の状態について「今回は翔平さんも自身も初めてのプレーオフということで、ものすごかったっすね。“獣感”が。獣臭プンプン!あの好青年でいつもゴミを拾って、あの爽やかな感じがもう、バットもビャーン!(と投げる)、行くぞ、うりゃーっ!っていう感じも、なんかまた、新鮮な大谷翔平でした」とコメント。これまでとは違う大谷の表情に、胸を躍らせずにはいられない様子だった。 (ABEMA『ABEMAスポーツタイム』)
ABEMA TIMES編集部