早くもドラフトの“目玉”に!? プロ注目の大学生野手(4)戦国東都のスラッガー
プロ野球が開幕を迎えたとともに、アマチュア野球界もシーズンが本格化した。中でも気になるのが今秋のドラフト候補選手の動向。特に大学生の中には、将来の日本球界を担うであろう逸材が多くいる。今回は、現時点で2024年のドラフト候補に浮上している大学生野手を厳選し、紹介する。
佐々木泰(青山学院大)
青山学院大では同期の西川史礁と並んで注目される右の強打者。高いレベルで実績を積み上げてきた逸材で、上位指名が期待される。 県岐阜商では1年春から4番に座り、3年夏には甲子園交流試合に出場した。高校通算41本のアーチを描き、当時から強打の三塁手として活躍していた。 青山学院大でも1年春からレギュラーの座を獲得し、打率.371、4本塁打をマークしてベストナインを受賞。1年秋以降は打率が3割を超えていない一方、通算本塁打は11本を数えており、スラッガーの素質を証明してきた。 昨季は春秋連覇を果たして日本一も経験したが、秋は打率.176と寂しい数字に。大学日本代表として出場した日米大学野球でも9打数0安打と課題を残した。 今季は確実性を高め、まずは春季リーグで一皮むけた姿を見せたい。
ベースボールチャンネル編集部