氷上テント、ワカサギ釣り 暖冬で遅く、岩手・岩洞湖
盛岡市の岩洞湖で31日、冬の風物詩の氷上ワカサギ釣りが解禁された。氷点下の寒さの中、朝から色鮮やかなテントが湖上に並び、大勢の釣り客が凍った湖面に穴を開けて釣りを楽しんだ。 岩洞湖漁協によると、釣り人が立ち入り可能な氷の厚さを15センチ以上としている。暖冬の影響で氷が十分に張らず、昨年より8日遅い解禁となった。記録のある1998年以降で2番目に遅いという。最も遅かったのは、2016年の2月2日。 毎年来ているという盛岡市の会社員竹田学さん(40)は「テントの中で黙々と釣りをするのが楽しい」と話す。 1日800円、釣りの時間は午前5時から日没まで。3月中旬ごろまで楽しめる。