ハリソン・フォード、『Shrinking』をきっかけにユーモアと人間関係の大切さを語る
ハリソン・フォードは、「基本的な人間との触れ合い」を求めて、今もなお俳優として活動を続けている。Apple TV+シリーズのコメディドラマ『Shrinking(原題)』では、彼がユーモラスな一面を楽しんでいるが、この作品に惹かれたのはそれだけが理由ではなかった。 ハリソン・フォード、『Shrinking』をきっかけにユーモアと人間関係の大切さを語る 最近、Vanity Fairで「いやぁ、私はこの作品を通じて基本的な人間関係を得られるんだ。才能と経験豊富な人々と一緒に想像の世界を作り出せるんだ……彼らと一緒に仕事をするのは本当に楽しいよ」と語っていた。 『Shrinking』は、ビル・ローレンス、ジェイソン・シーゲル、ブレット・ゴールドスタインが共同制作した作品で、シーゲル演じるグリーフ・セラピストのジミーが、トレーニングや倫理を無視してクライアントに思っていることをそのまま伝えたようになる姿を描いている。フォードは、認知行動療法のクリニックを運営するポール・ロード博士を演じる。 『スター・ウォーズ』のハン・ソロや『インディ・ジョーンズ』シリーズのインディ・ジョーンズなど、真剣な役柄で知られるフォードだが、実は「心の底ではお茶目な人間」だと自認している。どんな作品にもユーモアがあると信じている。 「ある意味、そうだね。だって、ジョークはいつだって驚きなんだよ。真剣な映画でもストリーミングコメディでもね」 「その瞬間にユーモアを見つけることが、ほとんどの場合、私たちにとってそれを乗り越えられる要素なんだ。私は、演じるキャラクターにそれぞれの個人的なユーモアのセンスを持たせるのが好きなんだ。誰もがそれを持っていると思うよ、たとえそれが面白くなくてもね」 フォードは、特に「楽しんでいる人々と一緒にいること」が好きだと言い、『Shrinking』は、そんな地に足のついたコメディとして、彼にとって理想的なプロジェクトだと語った。「あまり真面目になりたくないんだ」と彼は付け加えた。 「昔からユーモアが好きだった。ジョークが好きで、その構造が好きだった。父もジョークをよく話していた。言葉の巧みさや、ジョークの背後にあるアイデアにはずっと興味を持っていた」 「俳優になることを考えていたとき、私は真剣なドラマとコメディの両方に野心を持っていたんだ。両方やってみて、特に区別はしていなかった。ジョークについても、感情的なシーンや真剣なシーンと同じ俳優の頭で考えていると思うよ」とフォードは説明している。 そんなユーモア好きなフォードが出演する『Shrinking』のシーズン2は、10月16日にApple TV+で配信開始予定。