いつまで働けばいいのか…【65歳以上・貯蓄額一覧表】平均は2000万円超も実態とは
65歳以上のリタイア後を想定した老後資金計画を
平均的な貯蓄額や生活費、年金月額をみてきましたが、実際はご自身の金額をもとに、老後計画を立てるといいでしょう。 リタイアすれば仕事による収入がなくなるため、昨今のような物価高では不安を抱える方も多いと思います。 貯蓄を少しでも増やすには、長く働き続けて収入を得るのも一つの方法でしょう。 ほかには資産運用をおこなうことで、「お金に働いてもらう」ことも可能です。 新NISAが2024年1月よりはじまりましたが、年間投資枠が拡大したため、より資産形成がしやすくなりました。 運用はリスクがありますが、新NISAにより初心者でも運用をはじめやすくなったでしょう。 運用と一口に言っても、金融商品や運用方法はさまざまです。一般的には、投資信託などを一定額を長期間かけて毎月積み立てる積立投資は、買付時期や金融商品を分散して投資するため、比較的リスクが低いといわれています。 年齢が上がるほどリスクは取りづらいので、ご自身に合った運用を考えることは大切でしょう。 ご自身にあった老後対策を考えてみてくださいね。
参考資料
・総務省「2020年基準 消費者物価指数東京都区部 2024年(令和6年)1月分(中旬速報値)」 ・厚生労働省「令和6年度の年金額改定についてお知らせします」 ・総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2022年(令和4年)平均結果-(二人以上の世帯)」 ・厚生労働省年金局「令和4年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」 ・総務省統計局「家計調査報告 家計収支編 2022年(令和4年)平均結果の概要」
宮野 茉莉子