中国のLCC・長安航空がチャーター便 長崎空港へ初乗り入れ 県職員らが歓迎
中国の格安航空会社(LCC)長安航空が3日、中国西部の西安咸陽国際空港と長崎空港(大村市)を直行で結ぶチャーター便を運航した。長崎空港への西安便や同社の乗り入れは初めて。 チャーター便は3、7、11、15日に計4往復8便運航する。乗客は主に中国のツアー客。県によると、同社がチャーター便の展開を検討していることを知った県観光連盟などが調整し、実現に至った。 第1便が着陸した3日、長崎空港1階では中国語で「長崎県は皆さまの来訪を熱く歓迎します」と書かれた横断幕を手にした県職員らが出迎えた。約100人の乗客は記念撮影をするなど楽しんだ。九州を巡るという乗客の一人は「東京は行ったことがあるが、地方では本当の日本らしさを味わえると期待している。日本文化を体験したい」と笑顔で語った。 県国際観光振興室は「中国と長崎は交流の歴史がある。西安の方々を心から歓迎して長崎の魅力を伝えるとともに、旅の目的もリサーチしたい」としている。