トッテナムがティモ・ヴェルナーのレンタル移籍発表 買取OP付きで今季終了まで
EUROを控え出場機会を求めるヴェルナー
9日、トッテナムがライプツィヒ所属のティモ・ヴェルナーを半年間のレンタル移籍で獲得したと発表した。 ヴェルナーは2022年夏にチェルシーから古巣ライプツィヒに復帰。2年間在籍したチェルシーでは公式戦89試合出場23ゴール21アシストという記録を残したがチームの中心的存在にはなれず、古巣での巻き返しを狙っていた。しかし、ライプツィヒでも怪我による戦線離脱が続き、今季も出場した公式戦14試合のうち先発出場は2試合だけとレギュラーの座を失っていた。 今回の移籍について、ライプツィヒでスポーツディレクターを務めるルヴェン・シュレーダー氏は「ティモも我々も、彼が今年の夏にドイツで開催される欧州選手権に向けて出来る限り出場機会を得ることを望んでいて、その可能性がトッテナムから示された。レンタル移籍は全ての当事者にとって有意義なもの」とドイツ紙『Bild』の取材に対して発言し、クラブ間だけでなくヴェルナー本人の意向も満たす最善策になったと強調している。また、ヴェルナーもインスタグラム上で「ここにいられてとても幸せだよ。全く予想もしていなかったことだから」と今回の移籍について喜びのコメントを発表している。 『Bild』によると、レンタル期間は今季終了まで。契約には買取オプションが含まれていて、買取価格は2000万ユーロ(約30億円)だという。
構成/ザ・ワールド編集部