<挑め!心一つに・’24センバツ田辺>選手紹介/5 /和歌山
◇足でかき乱して盗塁を 柳田尚生選手(1年) チームで1、2を争う走力が売り。昨秋の県2次予選の市和歌山戦では内野安打で2度出塁、盗塁も2回成功した。好きな野球選手は俊足を誇るソフトバンクの周東佑京選手。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 右翼の守備でも足を生かし、「守備範囲に自信がある」。中学までは主に内野を守り、外野手は高校から本格的に始めた。「ゴロ、フライの打球への入り方は全く違う」と語り、川辺悠月コーチの外野手用グラブを借りて感覚を磨いている。「足でかき乱して盗塁を決めたい」 ◇内外野を守れる副主将 家高良宜選手(2年) 「レギュラーで試合に出られず、個人では悔しい結果だった」。昨秋はスタメンではなかったが、県2次予選の智弁和歌山戦で代打出場し、反撃の糸口となる安打を放った。決勝の耐久戦でもヒットを打ち、途中出場ながらチームに貢献した。 内外野を守れ、左翼や三塁手として出場することもある。副主将を務め、「後輩が言いにくいことを聴き、1、2年が連携を取れるようにしている」。甲子園では「印象に残るプレーをしたい」と意気込む。