オリックス データ上で優勝確率0%に 首位・ソフトバンクと14ゲーム差 中嶋監督「どんな言葉をかけたらいいのか…」
「DeNA3-1オリックス」(4日、横浜スタジアム) オリックスは逆転負けを喫し、首位・ソフトバンクとのゲーム差が「14」となった。借金も今季ワーストの「9」に膨らみ、データ上では優勝確率が0%となった。 【写真】空振り三振に倒れた杉本 苦悩の色がにじむ 過去にリーグ優勝したチームの中で、借金「9」以上から優勝を果たしたチームはない。それだけ、チームは苦しい状況に立たされている。 打線は三回に無安打で先制に成功したが、得点はこの1点のみ。チャンスを何度も作りながら、本塁が遠い展開が続いた。今季5度目の3連敗。中嶋監督の表情も暗い。 「どんな言葉をかけたらいいのか難しくなっていますよね…。みんな打ちたいでしょうし、結果を残したいでしょうし分かるんですけどね。どんどん(思い切り)行けばいいと思うんですけどね」 パ・リーグの順位は5位で、交流戦は2勝5敗。指揮官の思い描くように、攻めの攻撃を選手たちが体現することが、チーム浮上へのきっかけとなるかもしれない。