夏場所Vの大の里が地元・石川の避難所訪問 「力もらえる」夢の横綱へ師匠は「まだまだ。ハイレベルVしないと」
大相撲夏場所で、初土俵から7場所目で最速初優勝を飾った小結・大の里(二所ノ関)が2日、金沢市内にある能登半島地震の避難所を訪れた。故郷の石川に優勝後、初めて戻った。師匠・二所ノ関親方(元横綱・稀勢の里)とともに約70人の被災者がいる「いしかわ総合スポーツセンター」を訪問し、「優勝できました。応援ありがとうございます」と報告。写真撮影やサインなどに応じた。 2月には避難所を十両・遠藤(追手風)、輝(高田川)とともに訪問している。大の里は「こうやって避難している方たちから応援してもらえると力がもらえる」と話した。訪問先で「いつ横綱になれるんですか?」と聞かれた、師匠は「まだまだ。14勝、全勝の高いレベルで優勝しないといけない」と話した。
報知新聞社