チケットもパスポートもなしでアメリカへ⁉ 何も持たずに海外に出た男の末路
英ロンドンの空港からパスポートも航空券も持たずに飛行機に搭乗し、アメリカニューヨークに到着した男性が逮捕されたと、インドのメディア「ウィオン」が報じている。 【動画】チケットなしで飛行機に乗る巧妙な手口 男性は12月、ロンドンのヒースロー空港を訪れた。通常、飛行機に搭乗する際は航空券を持ってチェックインや荷物の預け入れなどを行うが、男性はそれらを行わずに保安検査場へ進んだ。保安検査場では空港職員や警察に対してパスポートや航空券を提示する必要があるが、前の乗客の後ろにぴったりくっついて進むことによって通過したと報じられている。 男性は飛行機の予約を行っていないため席がないと思われたが、搭乗予定だった乗客が乗り継ぎに遅れたために空席があり、座席を確保できた。フライト中は無料の機内食などを楽しんだそうだ。しかし、男性はアメリカに着いたのちに入国審査でパスポートの未所持などが判明し、イギリスへ強制送還された。 イギリスの外務大臣は、この事件を“屈辱的な大失敗”とし、真相に迫ることを強く求めている。外務大臣は「もしテロリストが発見されずに搭乗していたらと考えるだけで恐ろしい。ヒースロー空港の職員と国境警備隊は自分の仕事を怠っていた」と強く非難している。 このニュースを見た人からは「パスポートもなしに保安検査を通過するなんて信じられない」や「セキュリティをもう一度見直すべきである」などのコメントが寄せられている。
COURRiER Japon