ディフェンディングチャンピオン杉浦悠太に海渡未来(MBSアナウンサー)がインタビュー!【ダンロップフェニックス練習日】
いよいよ明日、開幕するダンロップフェニックストーナメント。大会主催する毎日放送の現場クルーが毎日とって出しの情報をお届け。第2弾はディフェンディングチャンピオン杉浦悠太のインタビュー(聞き手:海渡未来アナウンサー)
海渡: 昨年、初優勝をしたこのコースに戻って来ました。 杉浦: はい。まず、クラブハウスに自分の写真がたくさん飾ってあるというのが……。周りに飾られているプロたちがすごい方ばかりなので、その中に入れてうれしいです。 海渡: ディフェンディングチャンピオンとして臨む大会は気持ちも違うものですか? 杉浦: 変わりますね。ディフェンディングチャンピオンという目で見られるのですが、それも初めての体験で。いつもと違う感覚です。 海渡: 昨年、出場したときはアマチュア選手でした。プロになると見える景色も変わるものですか? 杉浦: 優勝を目指して戦うところは同じなので気持ちは変わらないのですが、プロのトーナメントの雰囲気には慣れてきました。すごくやりやすくなりました。 海渡: 改めてコースの印象はいかがでしょう。 杉浦: ティーショットは難しいです。いかに林に入れないようにボールを運べるかが大事だと思います。 海渡: 昨年と比べると、15番ホールのセカンド地点の松の木がなくなるなど、少し変わったところもあります。 杉浦: 木がないだけでホールの見え方が変わります。木を気にしなくてよくなったので、やりやすくなったと思います。 海渡: 約1年、プロとしてプレーしてみて「やれるな」と思った部分はありますか? 杉浦: 飛距離ですかね。平均よりは出るほうなので(11月13日現在、ドライビングディスタンスは294.70ヤードで20位)、パー5で2オンを狙えるという強みがあり、ゴルフというゲームをいい流れで進められているというのはあります。 海渡: 「プロは違うな」と思ったこともありますか? 杉浦: アプローチですね。アマチュア時代、プロのトーナメントに何度か出させてもらう機会もあって、そのときもアプローチの引き出しの多さはすごいなあと思っていたんですが、プロになって1年プレーしてみて、これまで見えていなかったプロの技が見えてきました。 海渡: 今後、さらに伸ばしていきたい技術はいかがでしょうか? 杉浦: 飛距離はもっと伸ばしたいです。あとはアイアンの精度。やはりバーディを取らないと勝てないので、そのためにはアイアンでピンに絡むようなショットを打てるようになりたいです。 海渡: 今大会に向けて変えたところはありますか? 杉浦: 今年はもっと体を上手に使えるようなスウィングを意識してきました。クラブと体の一体感を出せるように取り組んでいて、それができるようになっているので、自分でも楽しみです。 海渡: 現在のコンディションはいかがですか? 杉浦: すごくいい状態なので試合が楽しみです。 海渡: 話は変わりますが、プロになって各地を転戦する生活になりました。リラックス法などありますか? 杉浦: 各地のご飯は楽しみです(笑)。いろいろな名物を食べに行っています。あと、部屋でゆっくりするときはゴルフのことを忘れます。漫画を読んだり、YouTubeを見たりしますね。 海渡: ちなみに漫画は何を? 杉浦: 「ONE PIECE」は全巻しっかり追いかけています。 海渡: 宮崎ではもう宮崎らしいものを食べましたか? 杉浦: まだなんですが、チキン南蛮は食べたいです。あとは、宮崎で食べる宮崎牛もいいですよね。おいしいものは活力になります。