将来の目標は「世界で活躍するストライカー」 プレミアリーグ・サウサンプトンFCへ 高岡伶颯選手(日章学園高)
今年、注目のアスリート、今回は日章学園高校サッカー部の高岡伶颯選手です。 高岡選手は、高校卒業後、世界最高峰のリーグとして知られるイングランドのプレミアリーグ・サウサンプトンFCへの加入が内定しています。 今年にかける思いをたっぷり聞いてきました。 【写真を見る】将来の目標は「世界で活躍するストライカー」 プレミアリーグ・サウサンプトンFCへ 高岡伶颯選手(日章学園高) ■自分の燃える気持ちに気づくことができた 日章学園高校3年生の高岡伶颯選手。 春からイングランド・サウサンプトンFCへの入団が決まっている超高校級のストライカーです。 1年生のときからメンバー入りし、数々の大会で注目を集めてきた高岡選手。 2年生では17歳以下のワールドカップに出場し、チーム最多の4得点を挙げたほか、去年は飛び級で19歳以下の日本代表に選出されるなど3年間で華々しい成績を残してきました。 しかし、その活躍には悔しさを味わった経験が一つの原動力になっています。 (高岡伶颯選手) 「1年生のインターハイの県予選決勝で(自分が)メンバーはずれて、自分がメンバーはずれたことも悔しかったが、同級生が活躍しているのも本当に悔しくて。それがあったから、自分の燃える気持ちに気づくことができた」 ■負けた次の日も、勝った次の日も、ここで練習していた (高岡伶颯選手) 「懐かしいですね。ここめっちゃ虫いるんですよ。そういう小さい虫が口に入るんです鼻とか。それが嫌でマスクつけながら走ったりしているときもありました」 高岡選手の地元は宮崎県三股町。 中学時代は毎日のように家の近くの公園で練習に明け暮れていました。 (高岡伶颯選手) 「負けた次の日も、勝った次の日も、ここで練習していた」 実際にどんな練習をしていたのかというと・・・ (高岡伶颯選手) 「1面にある3つの的を全部自分であてたりして、同じ場所にあてたら最初からという感じでずっとやっていた。ちょっとした趣味でもあった」 その練習量は当時、使っていたボールに刻まれていました。 (高岡伶颯選手) 「これは小学校のころからずっと大事にしてきた練習してきたボール。チャンピオンズリーグといって世界を代表するリーグでクリスティアーノ・ロナウドとかがこれで決めていて、その時のボールで『すっげー!かっけー!』なと思って、一目ぼれして買ってもらった」