【国内女子ゴルフ】阿部未悠が圧巻5連続バーディーを記録! 首位・佐久間朱莉に尾崎3兄弟が授けた言葉とは?
阿部未悠は出だし5連続バーディーのロケット発信
◆国内女子プロゴルフ<富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 初日(5日) 石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県) 6535ヤード・パー72> 【写真】「#緊張しすぎて笑えてない」 7年前に撮影されたイ・ボミ&阿部未悠&黄アルムの“激レア”ショットが公開された実際の投稿
国内女子プロゴルフ「富士フイルム・スタジオアリス女子オープン」の初日はベテランの上田桃子と地元出身の佐久間朱莉が首位スタート。5連続バーディーを記録した阿部未悠が5位タイにつけている。
「桜の花びらがボールについていて綺麗だけどスピンが(かかるか)どうかなと思った」。阿部が5連続バーディーのロケットスタートのきっかけとなった1番の第4打を振り返った。 ピン右奥から「6~7ヤード」のチップインバーディー。58度のウェッジを持った阿部の頭には、ゴルフだけでなく季節がくっきりと描かれていた。 阿部の趣味が写真であることはツアー関係者の間では知られている。北海道出身でオフには「フクロウを探しに行ってシマエナガを見かけたけど逃げちゃいました。でもオジロワシやオオワシにも会えた」と様々な瞬間を切り取っている。 ゴルフ場という自然の中で“本業”のゴルフをしている時も、1打に集中しているとき以外は様々な光景を目に焼き付けている。「先週(ヤマハレディースオープン葛城)は、カモシカがいると思ったのに会えなかった。去年はいたのに。(試合中も)取りたいと思う瞬間はいっぱいあります」と楽しそうに話す。 この日は、6バーディー、3ボギーの3アンダー5位タイで終えたが、首位の佐久間、上田とは2打差。十分に初優勝が狙える位置にいる。 今季はまだトップ10入りはないが「久々にいいゴルフができた」と自信をのぞかせた阿部。実は「趣味ですが、自分の中で大事にしている時間」という写真のために、欲しいものがある。「大きい単焦点レンズ。値段を見てブラウザを閉じちゃったくらい高い」というが、今大会の優勝賞金は1800万円。勝って欲しいものを手に入れるのは、プロゴルファーならではの醍醐味に違いない。写真関連企業の大会で勝てれば、そのインパクトはより強い。