「キャンドゥ」で焚き火台が買える時代! 試用してわかった「圧倒的コスパ」の中身
暗闇の中に灯る焚き火の炎が心も体も温めてくれる今日この頃。お手軽価格でキャンプに使える、さまざまなグッズが揃う100円ショップ「キャンドゥ」の店頭で目に留まったのが「組立式コンパクト焚き火台」。 【画像】焚き火台とその組み立て工程を見る(19枚) その名のとおり、かなり華奢。ちょっとした玩具のようにも見えるほどで「これで焚き火できるの?」と思いつつ、さっそく買ってキャンプで試してみました。
いきなりキャンプデビューは組み立てに苦戦するかも!?
キャンドゥで買ってきた組立式コンパクト焚き火台。そのサイズは9.5cm×9.5cm×8cmで重さは125gと手のひらにのるほど。 キャンプデビューさせる前に箱から開けて自宅で組み立ててみました(あらゆるギアにいえますが、現場でうろたえないために必要な“儀式”です)。箱を開けると6枚のステンレススチールのプレートと専用の袋が姿を現しました。その組み立て方法は箱の裏面に記載されています。 同じ形状の板が3枚あり、これが側面と背面用のプレートになります。この他に灰受けプレート1枚と底板のプレートが1枚ずつ、そして前面のプレートが1枚。側面用のプレートには切り込みが入っていて、それに合わせて側面と背面の2枚をまずは立て、続けて側面3枚目を組み立てます。 難関が底面のプレートでした。撮影の前、なかなか酔っ払った状態で組み立ててみたのですが「知恵の輪かっ!」というぐらい難儀しました。“しらふ”であっても、はじめての組立だとなかなか大変な印象。イライラせず、説明書を読みながら頑張ります。 無事に底面プレートと灰受けプレートを組み立てたら、最後は口が開いた前面用のプレートを組み立てて完成です。工具不要の組立式タイプですが何度かバラし、組み立ててを繰り返して慣れることが、キャンプに行く前に必須です。 いっしょにファイヤーウッドスティックも買いました。天然木のスギ、ヒノキでよく燃えます。こちらで燃料の焚き木もOKです。
ひとりで「火を愛でる」だけなら実力十分!
いざキャンプ場デビュー。着火剤とファイヤーウッドスティックを数本折って、組立式コンパクト焚き火台に火をつけました。 おおっ、見事に燃え上がる焚き火の炎になりました。そのサイズからもご察し頂けるかと思いますが、一度の燃焼時間はあっという間ですが、ファイヤーウッドスティック200gと細めの薪を用意すれば、しばし焚き火の炎を楽しめます。 キャンプの時にマストで欲しいのが焚き火台。「いろいろなサイズと種類が過ぎて、自分にとってどれがベターか選べない」という方にとって、手のひらサイズで価格もお手頃なキャンドゥの焚き火台はお試しにもってこいです。 これまたキャンドゥで買える「焚き火用シート」で地面を保護しつつ、組立式コンパクト焚き火台で焚き火の原理原則を学び、本命の焚き火台選びのステップにするのもいいですね。
多田壮一