幼少期にエリザベス女王とマーガレット王女が着用した、貴重な子ども服がオークションへ!
ロイヤルが身につけるものと言えば、贅を尽くした舞踏会用のドレスや、ずっしりとしたボリュームのある宝石…だと思っているとしたら、さにあらず。ロンドンのケリー・テイラー・オークションズで、亡きエリザベス女王と妹のマーガレット王女の子どもの頃の洋服が6点、出品されることになっています。 その中には、白い綿のワンピースとボンネット、赤と白のスカラップデザインのワンピース 、複雑なスモッキングのついた黄色いワンピース、ピンクとグリーンの花柄ワンピースが含まれるそう。これらは、王女たちが着なくなった後、洋服を用意したナニーのクララ・ナイト氏が所有していたものなのだとか。
ナイト氏が亡くなると、エリザベス女王とマーガレット王女の洋服はイースト・サセックスに住む彼女の家族の元に送られ、家族はこれを地元のベクスヒル博物館に寄贈しました。ところが、博物館のリノベーションに伴い、博物館は洋服を家族の元へ返すことに。ナイト家の人々は、今度はこれらをアンティーク・コレクターのダニエル・ハドン氏に譲渡することにしたのでした。
公開に際し、ハドン氏はこう語っています。「これらのワンピースは、エリザベスをより人間味のある存在だと感じさせてくれます。というのも、彼女が、走り回ったり、服を汚したり、遊んだりする子どもとして見えてくるからです」「ワンピースを見ると、あちこち繕ってあるところがあって、彼らができるだけこれらの洋服を着ていたことがわかります。女王が親しみやすい存在になるのです。」 これらの出品は、ケリー・テイラー・オークションズが主催するPassion for Fashion and the Mr. Steven Philip Collection (Part 2) の一環で、6月11日に競売にかけられます。
Translation: mayuko akimoto From: TOWN&COUNTRY