DOUKIがKUSHIDAから価値ある勝利で準決勝に望みを懸ける「もちろん最初から言ってる通りだ、主役にならせてもらうぞ」
グラディアドール門下生の兄弟子KUSHIDAに勝利したDOUKI
新日本プロレスは5月28日 (火)、静岡・キラメッセぬまづにて『BEST OF THE SUPER Jr.31』を開催した。 『BEST OF THE SUPER Jr.31』 日時:2024年5月28日 (火) 17:30開場18:30開始 会場:静岡・キラメッセぬまづ 観衆:650人 第7試合では『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦が行われ、KUSHIDA(4勝3敗)とDOUKI(3勝3敗1不戦勝)が対戦し、12分20秒 イタリアンストレッチNo.32でDOUKIが勝利を収めた。 <試合結果> ▼第7試合30分1本勝負 『BEST OF THE SUPER Jr.31』Bブロック公式戦 KUSHIDA×(4勝4敗=8点) vs DOUKI〇(5勝3敗=10点) 12分20秒 イタリアンストレッチNo.32 ■試合後バックステージコメント DOUKI「今シリーズの試合で、一番キツかったかもしれない。去年当たって、分かっていたことだが、KUSHIDAは、手数が多いな。普通よぉ、レスラーってキャリアを積めば積むほど技を減らしていくもんだ。でもな、KUSHIDAはその逆かもしれない。他の日本のベテラン選手とは違うかもしれないな。あれこれ選択肢が多い、手数が多い。今日の試合も見て分かる通り、KUSHIDAにコントロールされちまった。でもそれは去年当たって分かってたことだ。俺はよぉ、そのスキを突いて、自分の技を、多くないかもしれないが、逆に少ない手数でお前のスキを突こうと思ってた。今日はそれがうまく行ったな。アレナ・メヒコ、同じグラディアドール門下生の兄弟子、KUSHIDA。お前に勝ったからには、もちろん最初から言ってる通りだ、主役にならせてもらうぞ。次だ次! 最後の相手、俺の最後の相手は誰だ?」 ──ロビー・イーグルス。 DOUKI「ロビー・イーグルス。(※英語の発音で)ロビー・イーグルス。(※手招きをするアクションをして)Just Bring It!」 KUSHIDA「準決行きたかったなあ。勝ち進みたかったなあ。2005年だ、あれは。団体の後ろ盾何にもなく、メキシコに行った。ルチャドール・ライセンスも取った。何でルチャドール・ライセンスを取らなきゃいけなかったか。そうじゃないと試合ができなかったから。どこの団体にも所属してないし、日本で実績を残したわけじゃないから。単身メキシコに行って『お前の名前は? 自己紹介は?』って言われた時に『ソイ・ハポネス(私は日本人です)』。“日本人”しか肩書きがなかったんですよね。今この時代に、メキシコもキレイになって衛生状況もよくなって、ドブネズミなんかいないかもしれないけど、排水溝のちょっとした隙間から、俺は見てたよ。闘龍門勢とか浅井(嘉浩)さんに、一緒に付き人にいたオカダ選手とか、あと誰だ、ヤングライオン、田口さん、後藤さん、メチャメチャ眩しかったよ。手の届かない存在だったよ。何でかっていうと、ドブネズミだから。俺はDOUKIがどういう経緯で新日本プロレスに辿り着いたか、詳しくは知らない。知らないけど、ルーツ、最初の先生はグラディアドールだって聞いてる。自分のルーツ、師匠っていうのは、まあベビーフェイス・ヒール分かれても、ルーツは変わらないから。ドブネズミからの下剋上、成り上がり。俺は別にね、メキシコがつらくて大変だったって言いたいわけじゃないんですよ。ドブネズミなりに意地もあるし、見てきたもの、友達、対戦相手、団体、いろんなものが自分の財産になってるから。ドブネズミでよかったなって思うし、全くDOUKIの技術に及ばなかったね。また次いつ当たるか分かんないけど、世界中飛び回って、アイツの技術超えてやるから。とりあえずDOUKI、優勝してみいや。エールを贈ります。クソッ!」 <写真提供:新日本プロレス>
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