イン・ルオニンが今季3勝目 笹生優花18位 古江彩佳と西郷真央30位
◇米国女子◇メイバンク選手権 最終日(27日)◇クアラルンプールG&CC(マレーシア)◇6536yd(パー72) 連日大量アップ!「ZOZOチャンピオンシップ」画像集 首位で並んでスタートした最終組の3人がデッドヒートを繰り広げた。イン・ルオニン(中国)が最終18番(パー5)でバーディ奪って無傷の7バーディ「65」をマークし、通算23アンダーで優勝。2週前の母国開催「ビュイックLPGA上海」に続くアジアシリーズ2勝目、今季3勝目を挙げた。 最終組のアタヤ・ティティクル(タイ)が通算22アンダー2位、ユ・ヘラン(韓国)が21アンダー3位に入った。 笹生優花が25位から6バーディ、2ボギーの「68」と伸ばし、日本勢最上位の通算11アンダー18位でフィニッシュした。週末に「68」を並べたプレーに「大きなミスもなく、いい感じで終われた。結果にも出ているので、少しはアジャストできたのかな」とうなずいた。 前半2番でピン手前のマウンドを使って寄せるセカンドからバーディ先行。左に落とした8番(パー3)は56度のウェッジで土手を転がし上げるアプローチを披露し、ナイスパーを拾った。「(転がしは)あれが今週初めだった。グリーンに(直接)キャリーさせて止めるのはほぼ不可能だったので、あのショットしかなかった」。スキルと対応力を見せつけるシーンもあった。 次週の日米共催「TOTOジャパンクラシック」(滋賀・瀬田GC 北コース)に向けて「天気も全然違うので、体調に気を付けて頑張りたい」と話した。 12位から出た西郷真央は「72」と伸ばせず、9アンダー30位で古江彩佳らと並んだ。西村優菜は7アンダー39位、勝みなみは6アンダー46位、畑岡奈紗は2アンダー63位で終えた。