三笘薫、久保建英らの爆発的な活躍はあるか? 欧州サッカー「日本人所属」注目5クラブの最新布陣
アジアカップが終わり、ここからは日本代表選手の多くがプレーしている欧州サッカーから目が離せない。期待の三笘薫、久保建英ら、日本人所属の注目クラブの最新主要フォーメーションと現状を紹介する。 【画像】最新版!2023-24シーズン欧州サッカー注目クラブのフォーメーション 日本人所属クラブからCL制覇を狙うビッグクラブまで ◆ ◆ ◆ リバプール(イングランド)【4-1-2-3】FW:ルベン・ディアス、ダルウィン・ヌニェス(ディオゴ・ジョタ)、コーディ・ガクポ(モハメド・サラー) MF:カーティス・ジョーンズ(ライアン・フラーフェンベルフ)、ハーベイ・エリオット(ドミニク・ソボスライ) MF:アレクシス・マック・アリスター(遠藤航) DF:ジョー・ゴメス(アンドリュー・ロバートソン)、フィルジル・ファン・ダイク(ジャレル・クアンサー)、イブラヒマ・コナテ、トレント・アレクサンダー=アーノルド(コナー・ブラッドリー) GK:アリソン(カオイムヒン・ケレハー) プレミアリーグの首位で新年を迎えたリバプールに激震が走ったのは1月26日。2015年10月に就任してから名門を完全に復活させ、プレミアリーグやチャンピオンズリーグのタイトルをもたらしてきたユルゲン・クロップ監督が、今季限りで退任することを発表したのだ。 名将の花道を3シーズンぶりのリーグ優勝で飾りたいところだが、直近の大一番となったアーセナル戦に敗れ、優勝争いは混沌としてきた。またモハメド・サラーをはじめ多くの負傷者を抱え、特に最終ラインはやりくりが必要。 攻撃時にトレント・アレクサンダー=アーノルドが中央に入って3-2-2-3となることの多いチームは、レフトバック(守備時は左センターバック)にジョー・ゴメスを置いたほうが安定するとはいえ、バックアップが心もとない。
アーセナル(イングランド)【4-1-2-3】FW:ガブリエウ・マルティネッリ(レアンドロ・トロサール)、ガブリエウ・ジェズス(エドワード・エンケティア)、ブカヨ・サカ(リース・ネルソン) MF:カイ・ハヴァーツ(エミール・スミス=ロウ)、マルティン・ウーデゴール MF:デクラン・ライス(ジョルジーニョ) DF:オレクサンドル・ジンチェンコ(ヤクブ・キビウォル)、ガブリエウ・マガリャンイス、ウィリアン・サリバ、ベン・ホワイト(冨安健洋) GK:ダビド・ラヤ(アーロン・ラムズデール) 悲願の20年ぶりのプレミアリーグ優勝を狙うチームはしかし、昨年末の3試合を1分2敗と白星ゼロで終え、4位で新年を迎えた。 それでも開幕前に積極的に戦力を補強したこともあり、冬の移籍市場を静観。年が明けてから連勝し、2月5日のリバプール戦では、中盤を普段の逆三角形から正三角形、つまり守備的MFを2枚並べて快勝している。 アジアカップで思わぬ早期敗退を強いられた日本代表の冨安健洋が戻ってきたことは、指揮を執り始めて5年目に突入したミケル・アルテタ監督にも朗報に違いない。