最近、コンビニのコーヒーの値上げが続いています。インスタントコーヒーを家から水筒に入れて持っていく場合、どれくらいの節約になるのでしょうか?
毎日コンビニでコーヒーを買っている人の中には、家からコーヒーを水筒で持参して財布の負担を軽減したいと考えている人もいるでしょう。 コンビニ大手のセブン-イレブンでは、コーヒーを2024年3月4日に値上げしました。 本記事では、コンビニコーヒーの値上げの歴史と水筒を持参した場合の節約額について解説します。 ▼夫婦2人で「6缶パック」のビールを1週間で消費! これって飲みすぎ? 健康のためにもやめるべき?
コンビニコーヒー発売開始から値上げの歴史
現在のスタイルでのコンビニコーヒーの中でもよく知られている1つであるセブン-イレブンの「セブンカフェ」は2013年1月にスタートしました。今回は、コンビニの中でもセブン-イレブンにスポットを当てて値上げの歴史を紹介します。 セブン-イレブンでは、セブンカフェのコーヒー発売以来ホット・アイスのいずれもレギュラーサイズが100円で販売してきました。 しかし、コーヒー豆や容器の価格高騰が要因で2022年7月に10円の値上げを実施しました。そして2024年3月4日には、さらに10円の値上げをして現在は120円で販売されています。 毎日セブン-イレブンでコーヒーを飲む人にとっては、1ヶ月で約300円の負担増です。ただし、セブン-イレブンでは値上げだけでなく、定期的にイベントなどを実施して消費者の負担軽減に努めています。
インスタントコーヒーを水筒で持参する場合の出費額
総務省統計局の「小売物価統計調査(動向編)」によると、2022年の「ネスカフェ ゴールドブレンド」の100グラム単位の価格は東京都の金額で845円です。 インスタントコーヒーは、小さじ1杯(約2グラム)でカップ1杯分の約140mlができます。つまり、845円で50杯分のコーヒーを飲めます。
インスタントコーヒーを持参した場合の節約額
「ネスカフェ ゴールドブレンド」100グラムでつくった140mlのインスタントコーヒーを毎日1杯飲む場合、約50日分です。 一方で、セブンイレブンでレギュラーサイズのコーヒーを50日飲むと、「1杯120円×50日=6000円」です。 したがって、50日分で計算すると、「コンビニコーヒー 6000円 – インスタントコーヒー845円 = 節約額 5155円」になります。つまり、1日あたりの節約額は約103円です。また、1年あたりで計算すると節約額は約3万7600円です。 水筒やお湯を準備する手間や費用などを考慮しても、インスタントコーヒーを持参すれば大きな節約になります。