10月の県内企業倒産 2か月連続で30件を上回る/埼玉県
10月の県内企業の倒産件数は30件で、2か月連続で30件を上回ったことが帝国データバンク大宮支店の調査で分かりました。 調査によりますと、10月の1000万円以上の負債額を抱えて倒産した県内企業は30件で、前の年の同じ月と比べて、6件増えました。 業種別では、2か月ぶりにサービス業が9件で最多となり、次いで、建設業と小売業が、7件となっています。 規模別では、5000万円未満の倒産が22件で全体の7割以上を占めました。 帝国データバンク大宮支店は、「コロナ禍の影響はほぼ解消し経済活動は正常化している」と指摘した上で、「売上はある程度確保できているものの物価高や人件費増といった各種コストアップが収益面でマイナスに作用しており企業を取り巻く環境は引き続き厳しい」としています。
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