みそとマヨネーズを練り込み、もちもち食感に…蒲生高校生とイケダパンのコラボ「みそかもーんマヨクッペ」発売
鹿児島県姶良市の蒲生高校が同市のイケダパンと共同開発したコラボパン「みそかもーんマヨクッペ」(105円)が発売された。特産の裸麦で作ったみそとマヨネーズを練り込み、もちもちっとした食感。開発に携わった情報処理科の生徒は「おいしい、自信のある商品ができた。大ヒットしてほしい」と期待を膨らませている。 【写真】法被を着てコラボパンを売り出す蒲生高校生ら=姶良市のイオンタウン姶良
指宿商業で「指商デパート」を担当していた福永博志教諭(55)が4月に赴任。コラボ商品の開発をイケダパンに打診した。生徒らが次々とアイデアを出し、同社が10品を試作。採算性や味、地域の特性を勘案して絞り込み、味付けを調整して仕上げた。 包装イラストを描いた3年の小松真希さん(18)は「趣味の絵が生かされてよかった」と笑顔。意見のまとめ役を務めた3年の米森夏花さん(18)は「いろんな人に支えられて商品ができた。多くの人に食べてほしい」。 1日はイオンタウン姶良にコーナーが設置され、生徒らが法被を着てアピール。今後、安藤新校長(56)がユーチューバーになり、パンを焼いたり、野菜を入れたりするアレンジ法を発信していくという。 同校は市内の特産品を仕入れて売り出す「蒲生高校マーケット」を6、9月にイオンで開催。約40万円を売り上げ、12月21日にも開く。福永教諭は「地元業者と連携し地域を盛り上げていきたい」と話した。
南日本新聞 | 鹿児島
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