なぜアジア杯に呼ばない? Jリーグで輝く23歳以下の逸材(10)迫力やばすぎ!? ブレイク予感の巨体FW
AFC U-23アジアカップカタール2024で決勝に進んだサッカーU-23日本代表は、パリ五輪出場権を獲得した。そのメンバーに登録されていない選手の中にも、優れた才能を持つ者がおり、これからメンバー選考に割って入ってくるかもしれない。今回はJリーグのクラブで輝く23歳以下の日本人選手をピックアップして紹介する。※成績は5/1時点。
FW:木村勇大 生年月日:2001年2月28日(23歳) 所属クラブ:東京ヴェルディ 2024リーグ戦成績:9試合2得点0アシスト 木村勇大は、京都サンガF.C.から期限付き移籍で東京ヴェルディに加入しているFWで、2024シーズンはブレイクの予感が漂っている。 期限付き移籍での加入だが、木村はヴェルディにゆかりのある選手だ。もともとヴェルディのジュニアチームに在籍していただけでなく、関西学院大学時代にも練習に参加していた。その後、2022年に京都でプロキャリアを始めたものの、なかなか定位置を得られず、ヴェルディに戻ってきている。 木村の最大の武器は、身長185cm・体重84kgという体格だ。日本人離れしたフィジカルをいかして、前に突き進む姿は迫力十分。2024シーズンのJ1第2節・浦和レッズ戦では、見事な反転ボレーを決めてJ1初得点を挙げると、続くセレッソ大阪戦でもゴールを決めた。 ヴェルディでは、前線でコンビを組む染野唯月もパリ五輪世代で、U-23アジアカップのU-23日本代表に呼ばれている山田楓喜もチームメートである。U-23日本代表では細谷真大が強力なライバルとなりそうだが、クラブで同世代の刺激を受けながら、チャンスをうかがっているはずだ。
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