大谷翔平、山本由伸、グラスノー、ヘルナンデスに続いてドジャースがまたも大物獲り?「強力なブルペンがさらにグレードアップ」とド軍メディア期待
今オフに大谷翔平、山本由伸、タイラー・グラスノー、テオスカー・ヘルナンデスらを獲得しているロサンゼルス・ドジャースが、さらなる大物と契約するかもしれない。『USA Today』紙のボブ・ナイチンゲール記者が1月7日、ドジャースが球界屈指のクローザー、ジョジュ・ヘイダーと契約する可能性を報じた。 【動画】MLB公式が配信!大谷、ベッツ、フリーマンら、スター選手の23年好プレー集をチェック! ヘイダーの去就についてはドジャース専門メディア『Dodgers Nation』も1月9日の記事で取り上げ、「オフに入ってからヘイダーのドジャース入りが噂されていたが、ここに来てその話が大きくなっているようだ。球団はチームに欠けている絶対的守護神を加えたいと考えている」と伝えた。 さらに、「ヘイダーは今の球界で最高のクローザーのひとり。ドジャースは強力なブルペンを擁しているが、もし契約できればその陣容を大幅にグレードアップできるだろう。23年にヘイダーはサンディエゴ・パドレスで、防御率1.28、WHIP1.10という驚異的な成績を残した」と、ヘイダーとの契約を期待している。 パドレスからFAとなっているヘイダーは、今オフの目玉投手。しかし年が明けても移籍先は決まっていない。MLBの移籍情報を専門に扱う『MLB Trade Rumors』によるとヘイダーは、昨オフにエドウィン・О・ディアズがニューヨーク・メッツと結んだ、救援投手史上最高額となる5年1億200万ドル(約148億円)以上の金額を求めているという。 『Dodgers Nation』も、「ディアズの5年1億200万ドルよりも大きな契約を求めているようだ」と、ヘイダーが求める金額がネックになっていると伝え、さらにドジャースはこれまでリリーバーと大型契約を結んでこなかった経緯を記述。それでも、「今オフのドジャースは前例のないような契約(大谷やヘルナンデスの給与後払いなど)を行なっている」として、ヘイダーと契約する可能性を伝えている。 「実際にヘイダーがドジャースにやって来るのかは分からないが、興味深い選手であることは確かだ」。投打の大谷、先発投手の山本とグラスノー、強打者の外野手ヘルナンデスに続いて、球界屈指の守護神もドジャースは手に入れるのだろうか。 構成●THE DIGEST編集部