リヴァプール主将ファン・ダイクがマンU戦の結果に失望と悔しさを隠しきれず 「またしても我々のせい」「試合を終わらせなければならない」
2-2のドロー決着
プレミアリーグ第32節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦したリヴァプール。2位アーセナル、3位マンチェスター・シティが両方とも勝利したため首位をキープするためにも勝利が必要だった。 幸先よくルイス・ディアスのゴールで先制したリヴァプール。前半はユナイテッドを圧倒していたが、後半、ミスを逃さなかったブルーノ・フェルナンデスに決められ同点に。勢いを増すユナイテッドにさらに失点を許し、前半の内容から一転して逆転を許してしまった。反撃に出るリヴァプールは84分にモハメド・サラーがPKを決めるも、逆転まではもっていけず、2-2のドローで終わった。 早い時間に先制ゴールを決め、試合をコントロールしていただけに勝ち点3が必要だったリヴァプール。勝ち点は同じだが、得失点差の関係で首位をアーセナルに渡してしまい、3位シティとの勝ち点差も1となってしまった。そんななか、キャプテンのフィルジル・ファン・ダイクは1-0の時に追加点をとって、試合を終わらせなければならなかったと悔しさを露わにした。 「喪失感を感じる。またしても我々のせいだ。チャンスがたくさんあったので、試合を終わらせなければいけない。残念なことに、同点ゴールの場面で個々のミスが起きてしまった。修正する時間がたくさんあったのに、急いでいた。2-1で負けた後でも、我々は多くのものを生み出した。少なくとも2-0でリードするはずだったけど、サッカーでは残念ながら、こうしたことが起こらなければ、彼らに逆転できるだろうという気持ちを与えてしまい、それが起こってしまった」(英『BBC』より) 土壇場で勝ち点1を獲得することができたと考えることもできるが、多くのチャンスを作ったリヴァプールにとっては勝ち点3を獲得したい試合だった。自分たちのミスから失点し、流れを作られてしまったこともあり、課題の残る試合となった。 また、同点ゴールのきっかけになってしまったパスミスをしたジャレル・クアンサーについてファン・ダイクは、「彼は罪悪感を感じるべきではない。サッカーにミスはつきものだ。キャリアを積めば誰でも間違いを犯すし、そこから学ぶしかない」と、語っている。
構成/ザ・ワールド編集部