クリエイターとファンを結ぶ…韓国・ファンダムプラットフォーム「THEUS」公開
【06月25日 KOREA WAVE】クリエイターファンダムプラットフォーム「THEUS」。韓国の有名クリエイターとファンが緊密に意思コミュニケーションしながら一緒にコンテンツを作っていく協力空間であり、新たなクリエイター生態系として定着させる――こんな方針を韓国最大の芸能事務所「HYBE」が24日、明らかにした。「THEUS」を運営する「BINARY KOREA」はHYBEの子会社だ。 「THEUS」は22日に公式公開ショーケースを開き、本格的なサービスに突入した。 「THEUS」は韓国初のクリエイターファンダムプラットフォームで、「クリエイターとファン、私たちになる空間」というスローガンを持つ。3月初め、ベータ版テストの開始とともに「イェルお姉さん」など有名クリエイター8チームがまず加入した。さらに20日、総合モバイルゲームクリエイター「テッドTV」、ファンダムを保有した9年目のゲームクリエイター「ハ・チャンボン」らゲームストリーマーに加え、ウェブドラマ製作スタジオ「チーズフィルム」とパワーショートフォームクリエイター「シン社長」、知識情報チャンネル「1分だけ」など、多彩なジャンルの人気クリエイター16チームが追加合流。現在計24チームのクリエイターが加入している。 HYBE龍山社屋で22日に開かれたショーケースには「イェルお姉さん」や「チーズフィルム」らクリエイターと関係者100人余りが参加し「THEUS」の正式スタートを祝った。 発売ショーケースで「BINARY KOREA」のキム・ソンミン代表と韓国のデジタルエンターテインメント企業「サンドボックスネットワーク」のイ・ピルソン代表はティックトック、ユーチューブなどメインチャンネルとの連動性を高め、「THEUS」だけの機能を加えて「連結」と「拡張性」を持ったクリエイターファンダムプラットフォームにさせるという抱負を明らかにした。 発売を基点に両社はオン・オフラインイベントを持続的に開催するなど、ファンとクリエイター間の交流機会を広げ、クリエイターグッズとライブストリーミングなどファンのためのサービスも高度化させる。 「THEUS」はクリエイター別スペースを基にファンとの意思コミュニケーション、オン・オフラインイベント開催、メディアプラットフォームとの連結などが可能な「オールインワンプラットフォーム」を掲げる。「スペース」ではクリエイター自身が好みとニーズに合わせてメニューを構成することができる。▽ファンと意思コミュニケーションする掲示板「コミュニティ」▽ユーチューブなどクリエイターが主に使うコンテンツプラットフォームと連動する「メディア」▽ファンとともにするオン・オフライン行事を共有する「イベント」――などのメニューで構成される。クリエイターのコンテンツアップロード日程やオン・オフライン行事など、関連日程も「カレンダー」機能を通じて一目で確認できる。 「THEUS」に加入したユーザーも個別スペースを持つようになり、自分のスペースにクリエイターのコンテンツに対する意見を自由に投稿したり、外部にこれを共有したりできる。クリエイターたちが直接ユーザーのスペースに訪問し、書き込みやコメントを残すことも可能だ。 「BINARY KOREA」のキム・ソンミン代表は「サンドボックスネットワークのクリエイター事業ノウハウと我が社のサービス開発経験の相乗効果を通じて『クリエイターとファンが私たち(US)になるAll-in-Oneコンパニオンアプリ』に発展させたい」と話した。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News
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