2023年のクイーンC覇者ハーパーが引退 故郷のノーザンファームで繁殖入り
昨年のGⅢクイーンC覇者で、前走のGⅠエリザベス女王杯で17着だったハーパー(牝4・友道)が14日付で競走馬登録を抹消し、現役を引退したことが分かった。 2022年12月の2歳未勝利で初勝利を決めると、続くクイーンCで重賞初制覇。翌年の牝馬3冠ではリバティアイランド相手に4、2、3着と善戦し、初の古馬混合戦だったエリザベス女王杯でも3着と奮闘したものの、古馬になってからは苦戦を強いられていた。 友道調教師は「精神面がこたえていました。今後はノーザンファームで繁殖に入ります」と語った。 同馬は父ハーツクライ、母セレスタ(その父ジャンプスタート)の血統。10日のエリザベス女王杯(17着)がラストランとなった。JRA通算12戦2勝、獲得賞金は1億9641万円。
東スポ競馬編集部