【福岡ボート（サマータイム）一般】今回の準優は堅そうに見えて堅くない
＜18日・福岡ボート・4日目＞ ＜記者コラム・森大輔の勝ち組の法則＞ 一発勝負の準優は予選とは別物。予選以上のメンタルの強さがものをいいます。そこで準優メンバーの準優突破率（直近20節）を調べてみました。これは近況の準優における勝負強さを数値化したものです。 50％を超えていれば、かなり勝負強いと言えるのですが、今回は50％オーバーが7人も存在。勝負強さという観点においては、この7人が中心になります。ただ、ポイントは組み合わせの妙で、準優1号艇を上回る選手の有無が準優の荒れやすさの目安。波乱は〝有〟の場合なら起きやすく、〝無〟の場合なら起きにくいということになります。
これを踏まえて今回の準優を見てみると、11、12Rには1号艇を上回る選手が存在。12Rの吉川元浩は66.7％とかなり高いのですが、2号艇に72.7％の篠崎仁志が組まれたことで勝負強さの優位性は篠崎に移っています。それでは10Rが安泰かというと、今回は違います。なぜなら今回が初準優の花田凱成がいるから。初準優なので突破率は0％ではなく、可能性は未知数で∞（無限大）。一発を決める可能性は十二分に秘めています。
