大谷翔平が「51-51」の裏で脱出した“不名誉記録” 6安打3発10打点…米記者指摘、自ら断ち切った「865」
現役のポストシーズン未出場選手の中で最多出場だった
米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手は19日(日本時間20日)、敵地マイアミで行われたマーリンズ戦に「1番・DH」で先発出場し、6打数6安打、3本塁打10打点、2盗塁の大爆発。大リーグ史上初の「50本塁打&50盗塁」を達成しただけでなく、記録を「51-51」にまで伸ばした。さらに米記者は、大谷がこれでようやく“不名誉記録”から脱出したと指摘している。 【画像】「奥さんが撮った写真かな」 大谷翔平が試合後に公開した1枚が話題 ドジャースは20-4と大勝し、今季のポストシーズン進出を決めた。大谷はエンゼルスでの6年間では一度も進出したことがなかった。 MLB公式のサラ・ラングス記者は「ショウヘイ・オオタニは今日までMLBで865試合にプレーしてきた。これはポストシーズンに出場したことがない現役選手、また負傷者リスト(IL)に入っている選手の中で最多だった」「そして彼は6安打、10打点、2盗塁で50-50に到達し、ドジャースをポストシーズン進出決定に導いた」と伝えた。 「50-50」まであと2本塁打、1盗塁でこの試合を迎えた大谷は、初回に右中間二塁打で出塁し、三盗を決め今季50個目の盗塁成功。2回には右前適時打の後、51個目の盗塁を決めた。 3回に2点二塁打を放ち、6回には1死二塁から右翼上層スタンドへ49号2ラン。7回には左翼へ50号2ランを放ち史上初の「50-50」に到達した。さらに9回には2死一、二塁で6度目の打席が回ると2ボールからの3球目、外角高めの直球を引っ張り、速度113.6マイル(182.8キロ)、飛距離440フィート(134.1メートル)という雄大な51号3ランが再び右翼上層へ舞い降りた。早くも「51-51」に記録を伸ばしている。
THE ANSWER編集部