マシュー・モリソンが「シカゴ」デビュー 「ファミリーの一員としていられることに誇り」
ブロードウェーミュージカル「シカゴ」来日版の大阪公演が18日、オリックス劇場で開幕した。 1920年代の米シカゴを舞台に、ロキシーとヴェルマという2人の悪女が、悪徳敏腕弁護士の力を借りてのし上がっていくシンデレラ・ストーリー。2003年に映画化され、アカデミー賞作品賞など6部門を受賞した。今回、悪徳敏腕弁護士のビリー・フリン役でマシュー・モリソンが「シカゴ」デビュー。爽やかなルックスとは正反対の、腹黒い役を好演し「ショーの中で役を演じるということは日本では初めて。大好きなショーの中で役を演じるということ。しかもミュージカルであるということは特別な体験です」と笑顔を見せた。 様々な賞も受賞している名作で、すでに出来上がっているカンパニーに1人初参加。マシューは「ファミリーの一員としていられることを誇りに思いますし、本当に感謝しています」とにっこり。大阪公演期間中の楽しみとして「すべての食べ物を食べたいと思っています」と、食に興味津々なおちゃめな一面ものぞかせた。 大阪公演は21日まで同所で。東京公演は東急シアターオーブで、25日から5月5日まで上演される。
報知新聞社