水俣病被害者団体が衆院・予算委員長に要望書「患者に寄り添った予算に」【熊本】
テレビ熊本
水俣病被害者団体が「離島加算」や「療養手当」の拡充を求める要望書を衆議院の予算委員長と環境委員長宛てに提出しました。 「水俣病患者連合」と「水俣病被害者獅子島の会」は、環境省に離島で暮らす水俣病被害者に支給される月1000円の「離島加算」を1万円に増額することや、「療養手当」の拡充などを求めていました。 環境省は、「離島加算」を増額し月2000円にすることを来年度予算の概算要求に盛り込み、団体側からは「低額だ」と批判の声が上がっていました。 11日付で衆院の予算委員長と環境委員長宛てに提出した要望書では「国会での審議によって患者の窮状に寄り添った予算に改めるよう」求めています。
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