『キン肉マン』大好き作家・燃え殻×爪切男の先月の肉トーク!! vol.31【コミックス派はネタバレ要注意!】
燃 という覚悟を決めて読んだ方がいいかもしれない。今までは「でもいつか生き返るでしょ」って思いながら読めたけど。 爪 でも、ほんと今日の結論は、「パピヨンマンの羽根をむしってくれ!」ということですね。 燃 そうだね (笑) 、パピヨンマンの必殺技はほとんどが羽根を使ったものだから、それを封じるには羽根をむしるしかないもんね。 爪 時間超人は「超回復」できないくらいのダメージを与えなきゃ元に戻っちゃうんだから、残酷な攻撃をしなきゃいけなくなる。 燃 あ、そうか、パピヨンマンも時間超人だ。忘れてた(笑)。 爪 パピヨンマンがまだ「超回復」を使うほど追い込まれてないからですよね。この先使ってくるかもしれない、だから「超回復」が効かないくらいの攻撃をしなきゃいけない。 燃 確かにね。いやあ、どうなるんだろう。 ●燃え殻(MOEGARA)1973年生まれ、神奈川県出身。働きながら始めたツイッターでの発言に注目が集まり、作家デビュー。最新著は『夢に迷ってタクシーを呼んだ』(新潮社)。ドラマ『あなたに聴かせたい歌があるんだ』(漫画:おかざき真里/扶桑社)はHuluで配信中。出演中のラジオ番組 『BEFORE DAWN』(J-WAVE、毎週火曜26:00~27:00)もチェック ●爪切男(TSUMEKIRIO)1979年生まれ、香川県出身。2018年『死にたい夜にかぎって』(扶桑社)で小説家デビュー。2020年、同作が賀来賢人主演でドラマ化。風俗嬢との公私ない交ぜの触れ合いの様子をつづった『週刊SPA!』連載コラムを一冊にまとめた『きょうも延長ナリ』(扶桑社)が発売中。集英社発のWebサイト『よみタイ』で、コラム『午前三時の化粧水』を連載中 取材・文/兵庫慎司 撮影/鈴木大喜 ©ゆでたまご/集英社