G-POWER BMW M4 CSL

ドイツの過激チューニングブランド、「G-Power」は、BMW「M4 CSL」向けに3つのパフォーマンスアップグレード「G4M CSL Bi-Turbo」を発表した。M4 CSLと言えば、より軽量、よりパワフルで、リアセクションにセクシーなダックテールスポイラーを装備した究極のM4だ。標準の最高出力550psも素晴らしいが、G-Powerはカーボンファイバー製のコンポーネントと鍛造ホイールに加えて、M4 CSL 向けに3段階のパワー アップグレードを用意した。 【画像】G-Powerがチューニングした究極のBMW M4 CSL。。 心臓部の3.0L直列6気筒ツインターボエンジンは、新しいソフトウェアとアップグレードされた排気システムを搭載。最上位の「GP-720」オプションは、最高出力720ps、最大トルク850 Nmを実現。最高速度は320 km/hまで引き上られている。ソフトウェアに加えて、高流量200セル触媒コンバーターを備えたスポーツダウンパイプと「Deeptone」排気システムを備えている。 次に続くのは「GP-670」で、最高出力670ps、最大トルク800Nmを発揮。エントリーレベルの「GP-620」では、最高出力620ps、最大トルク750Nmを発揮する。またパッケージとは別に、それぞれ100mm（3.9 インチ）と110mm（4.3 インチ）のエキゾーストパイプが用意される。 G4M CSL Bi-Turboのエクステリアの変更は、マンハートの「MH4 GTR II」よりも控えめだが、Venturiカーボンファイバー製のフードとエンジンカバーは強力なエンジンの存在を強調し、スプリッターはバンパー吸気口のマッチしたガーニッシュと組み合わされている。またデカールのセットも提供、ボディに赤いアクセントが配置されている。 足回りには、フロントが20インチ、リアが21インチの専用の鍛造ホイールセット（Hurricane RR またはHurricane RSデザイン）を装着、内装には、カーボンファイバー製のシフトパドル、ベロア製のフロアマット、新しい室内装飾品が装備される。 「G4M CSL Bi-Turbo」の価格は未定だが、限定1000キットの販売となる。