【検証】コメダ珈琲店・星乃珈琲店・上島珈琲店の「カツサンド」はどれが一番コーヒーに合うのか? #食楽web #コメダ珈琲店
有名な『コメダ珈琲店』、『星乃珈琲店』、『上島珈琲店』は、コーヒーはもちろん、軽食やデザートにも定評があるチェーン店。今回は、そんな“珈琲店”たちの「カツサンド」に注目。実際に食べ比べてみて、どこが一番コーヒーに合うのか検証します
突然ですが、筆者は店名に“珈琲店”と付く喫茶店が好きです。例えば『コメダ珈琲店』、『上島珈琲店』、『星乃珈琲店』……といったお店です。 コメダ珈琲店・星乃珈琲店・上島珈琲店の「カツサンド」はどれが一番コーヒーに合うのか? コーヒーは少々お高めですが、その美味しさは格別。さらに落ち着いた空間で、ソファの座り心地がよく、静かで集中して仕事もできます。ちなみに『コメダ珈琲店』は全国に約800店、『上島珈琲店』は約90店、『星乃珈琲店』は約300店を展開中(2023年11月現在)だそう。どこに行ってもあるので、何かと便利。
ただ、筆者はこれらの珈琲店でコーヒーはよく飲むのですが、食事をしたことはほぼなし。しかし先日、『コメダ珈琲店』で、初めて「カツパン」(970円)を注文して驚きました。とにかくデカい! 自分の手(指先までで約17cm)で測ってみると、横幅は約20cm、縦幅は約12cm、厚さ約7cm。昭和の部活男子のドカ弁サイズです。食べ切れるのか? とかなり心配になりました。 結果としては、パンはふかふかでカツ自体は薄く、シャキシャキのキャベツと甘辛いソースのサポートもあって、なんとか一人で完食。ただ、のんびりコーヒーを楽しもうと思っていた身としては、この「カツパン」でお腹パンパン。これはもはや軽食ではありません。
『コメダ珈琲店』の、喫茶店でもしっかりお腹いっぱいになって欲しい――という温かいホスピタリティは感じますが、一方で「さすがにやりすぎだろ」という気持ちも拭えません。コーヒーをゆっくり楽しむどころではない大きさなのです。 このとき、ふと、他の珈琲店系チェーン店のカツサンドはどんな感じなんだろうか、と気になり始めました。珈琲店というからには、コーヒーに合うカツサンドがあるのでは? と思ったわけです。そこで後日、『星乃珈琲店』と『上島珈琲店』のカツサンドを実際に食べてきたので、その味わいをご紹介したいと思います。
『星乃珈琲店』はカツの分厚さで勝負?
最初は『星乃珈琲店』です。ここのカツサンドは、「厚切りカツサンド&ポテト」(1180円)という商品名です。ネットで検索すると、「カツの厚切り具合が太っ腹である」というレビューがありました。 しかし、実際に登場したのは、軽く焼いた薄切りトーストにトンカツが挟まった一皿で、特に分厚そうにも見えず、ビジュアルはいたってオーソドックスな感じです。特に『コメダ珈琲店』の「カツパン」と比べてしまうと、インパクトは弱め。 かじってみると、カツとソースだけで、キャベツはなし。トンカツ自体は割と歯ごたえのある食感ですが、硬くも柔らかくもなく、いたって普通。「まぁ、喫茶店のカツサンドってこんな感じだよね」という、ある意味、由緒正しき軽食系カツサンドです。 しかし、付け合せにフライドポテトがあるので、揚げ物がダブル。ビールに合わせるならまだしも、コーヒーには正直合いませんでした。 ともあれ、カツサンドだけで言えば可もなく不可もなく、といったところ。ただ、キャベツもないしポテトも重く、揚げ物だらけで栄養バランスも気になります。リピートしたいかというと、悩ましいところです。