愛工大名電、待望の全国1勝 初出場の明誠に6―3で大勝 全国高校サッカー
◇29日 第103回全国高校サッカー選手権大会1回戦 愛工大名電6―3明誠(駒沢陸上競技場) 5年ぶり2回目出場の愛工大名電(愛知)が大量得点で初出場の明誠(島根)を下し、待望の全国1勝を果たした。 愛工大名電のハイプレスが、最終ラインからつなぐ明誠によくはまった。前半27分、GK水谷準乃右(3年)が弾いたシュートをDFが触ってしまい、オウンゴールで先制を許したが、慌てず。 2分後に、右サイドの突破を起点にMF蒲地壮汰(同)がシュート、相手DFのディフレクションでゴールネットを揺らし、同点に追い付いた。 同39分、ショートカウンターの流れでFW水野桜介(同)がFW杉本悠悟(1年)のリターンパスを打ち込んで勝ち越し。前半終了間際にも、左CKから途中出場したばかりのFW岩間丈一郎(3年)が押し込んだ。 後半早々にDF山崎瑛太(2年)、同7分にMF江川敦哉(3年)が得点。同27分には、水野が再び決めるなど、愛知県大会5試合で15得点を記録した攻撃力が火を吹いた。その後、2点を返されたが、初戦を突破した。2回戦は31日で、前橋育英(群馬)と対戦する。
中日スポーツ