あわや盗難 愛車に仕掛けられた悪質な細工 「怖すぎる」「気付いたのすごい」と驚きの声
大事なのは“盗難後対策” 二重の備えで愛車を守る
本来は、自身の持ち物をなくさないために使用するものが、盗難に悪用されている。しかも、犯人はリスクを低く抑えられる。それがポメさんが注意喚起した真意だった。 他にも複数のバイクを所有しているポメさんは、日ごろの盗難対策について、ガレージ内に保管するなどセキュリティーに力を入れている。 一方で、「盗難対策ではなく盗難後対策というものにも力を入れています。盗難後対策として独立回線型のGPS装置などを使っています」。具体的な内容は明言を避けたが、愛車を守るためには二重の備えが必要と訴えた。 自動車を含めて、全国的に盗難が減らないことには、「これは警察、検察、公安の取り締まりが不足してるからだとか、罪が軽いからだとよく言われておりますが、それは違うと思っています。民主制法治国家の基本的原理として、推定無罪と基本的人権の尊重がございます。警察も検察も起きていない犯罪については取り締まることはできません。また起きたとしてもそれが刑事裁判で判決が下り確定するまでは無罪です。ゆえに人権を尊重する以上過度な取り締まり、拘束をすることはできません」と指摘。 「盗難に対する行動は結局のところ、自己防衛と啓発により理解する他ありません。先ほどの話につながりますが、それゆえに盗難対策だけではなく盗難後対策にももっと力を入れてほしいと思っています。警察の捜査力を個別の案件に使うには限りがあります。ならばこそ所有者が警察に情報をアシストして検挙につなげていくべきだと思っています」との見方を示した。 投稿は大きな反響を呼び、GPSを使った犯罪があることを認知させる一定の効果はあった。 「このポストで誰か1人でも盗難の認識を強めてその犯罪が減ること、防ぐこと、検挙につながれば幸いです」と締めくくった。
ENCOUNT編集部/クロスメディアチーム