育ちがいい人が、お店で声をかけられたときにしないこと
婚活成功者続出! 難関幼稚園、名門小学校合格率95%! 話題のマナー講師、諏内えみさんの『「育ちがいい人」だけが知っていること』続編の『もっと!「育ちがいい人」だけが知っていること』。内容は、マナー講師として活動される中で、「先生、これはマナーではないのですが……」と、質問を受けることが多かった、明確なルールがないからこそ迷ってしまう、日常の何気ないシーンでの正しいふるまいを紹介したもの。マナー本や通常のマナースクールでは、ルールではないからと省かれ、個人の常識に委ねられています。ですが、正解がわからないともやもやしますし、自信を持ってふるまえませんよね! 今回はその中から、お店に入ったときのふるまいについて紹介します。 ● お店で声をかけられたとき 「いらっしゃいませ。今日は何かお探しですか?」 お店に入ったときの、この声がけが苦手な方が多いようです。 買わされる、などという警戒はから、お声がけを無視したり、 「いえ、別に……」 などと、避けるような態度をとっていませんか? 「特に決めてないのですが、ちょっと寄ってみました」 「いえ、いろいろ見せてください」 など、余裕ある大人として、自然なコミュニケーションをとりましょう。 「こちらは今日入ってきたばかりなんですよ」 「ご試着もできますので」 など、自分には不要な声がけと感じた際は、 「はい、何かあったらお声がけさせていただきますね」 と遠回しにお断りをしてもいいでしょう。 私の場合、目的なく入った際は、 「待ち合わせ前に少しお時間があったので寄ってみました」 と伝えたり、 「今日は時間がないのでまたゆっくり参りますね。どうもありがとう」 と挨拶して帰ることもあります。 サービスを受ける際でも、普段の人間関係でも、相手の期待に応えることだけが心地よいふるまいではありません。 自分はどうしたいかを、素直に失礼なく相手に伝えられれば、お互いにとって心地いいふるまいとなりますよ。 『「育ちがいい人」だけが知っていること』では、普段の生活の中で「育ち」が出てしまうポイントや、どうふるまうのが正解か? というリアルな例を250個も紹介しています。誰にも指摘されたことがないのに、実は「あの人は、育ちが……」なんて周囲の人から思われているとしたら、本当に恥ずかしいですよね! 今さら聞けないことばかりですから、参考にしてみてくださいね!
諏内えみ