角田裕毅「リセットしてどんどん攻めたい」中国GP失速の“おかしい”はまだ不明瞭…マイアミでの巻き返しに意欲|WEDNESDAY F1 TIME
ビザ・キャッシュアップRBの角田裕毅が、2024年第6戦マイアミGPに向けて意欲を示した。 【動画】角田裕毅「マイアミは自分の中で好きなコース」次戦に向けて照準を定める 初のマイアミGP開催だった2022年は、第5戦にして同年初の予選Q3進出を果たし決勝12位、2023年は17番グリッドからのレース開始で11位まで押し上げてフィニッシュとなった。角田本人は2度経験したマイアミGPのトラックについて好印象を持っている模様だ。 角田はリモート出演した『DAZN』の『WEDNESDAY F1 Time #10』を通じて、過去2年相性の良かったマイアミ・インターナショナル・オートドロームについて語っている。 今季6度あるスプリントフォーマットの2戦目にマイアミが設定されていることは、中国GP終了後にイギリスでシミュレーターをするまで、角田は認識していなかったという。番組MCのサッシャ氏が“またスプリントですね”と尋ねるとこう返答した。 「そうなんですよ。僕(次戦がスプリントだと)知らなかったんですよね。シミュレーターの時に知りました」
第5戦中国GP予選では“絶対におかしい。何かが起きている”と語るほど、プッシュしたのに19番グリッドと、結果が伴わなかったことに違和感を主張していた。その要因についてはまだ不明瞭な状態が続いているようだ。 「ある意味(不振だった)中国GPはリセットというか。あまり考えないようにしている」 「それまでのレースは良かったですし。予選では8番手~9番手とかQ3で戦っていたのに(中国GP予選では)いきなり19番手っていうのは、正直おかしいこととしか思えなかったので」 「リセットしてマイアミからはFPからどんどん攻めたい。スプリントレースでポイントを取るのは難しいかもしれないですけど、そのあたりの位置(8位以内)に付けるよう頑張りたい」
マイアミのコース特性については次のように語っている。 「11コーナーから16コーナーですね。そこのタイトなところは他のコースではないので。低速コーナーはタイム差が出やすい。そこが良ければ、レースも予選も良いタイムが出やすいのかなと思う」 「意外とターン4~8も重要で。そこは高速コーナーで、11~16は低速。まったく異なる速度域で走る」 「セットアップとしてもクルマがどっちに合っているのか。どっちでタイムが出しやすいのかをFPから、それこそシミュレーターから導き出すのが重要」