今夏にマルセイユ移籍を検討? チェルシーDFが明かす「感動したけど今の目標は…」
チェルシーに所属するフランス代表DFウェズレイ・フォファナが、今夏退団を検討していたことを明かした。11日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。 現在23歳のW・フォファナはサンテティエンヌの下部組織出身で、2020年10月にレスターへと移籍後、2022年8月からチェルシーでプレーしている。しかし、加入1年目にもひざの負傷で約4カ月離脱すると、昨季は開幕前のプレシーズンで前十字じん帯(ACL)を損傷し、手術を受けたことで全公式戦の欠場を余儀なくされていた。 それでも、負傷から復帰した今夏のプレシーズンでは徐々に出場機会を増やし、今シーズンはプレミアリーグ開幕から3試合連続でフル出場するなど、エンツォ・マレスカ新監督の下で中心選手として起用されている。 そんなW・フォファナだが、今夏の移籍市場で自身のキャリアではまだプレーしたことがないものの、地元のクラブであるマルセイユから移籍の打診があったことをフランスメディア『Free Foot』で明かした。 「(今夏に)本当に感動的な会話をしたんだ。検討しなかったと言ったら嘘になる。それはマルセイユのスポーツディレクターである(メディ・)ベナティアからだった。感動したよ。その理由は誰もが知っていると思う。考えてみたけど、今の目標はチェルシーで成功して、定期的にプレーをして、自分のクラブで地位を確立することだった」 「いつかわかると思うよ。まだ2029年まで契約は残っていて、それ以降はわからない。これまで隠したことはない。(マルセイユは)僕の街で、僕のクラブだし、僕はマルセイユのサポーターだ。数年後にマルセイユにいるのか、それとも残りのキャリアすべてをチェルシーで過ごすことになるかは、これからわかることだろう」
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