沖縄育ち山田琉伸、全日本フィギュア初出場 フリー進出照準、沖縄の後輩のためにも
20日から始まるフィギュアスケートの全日本選手権に沖縄で競技を始めた山田琉伸(城北小―城北中―埼玉栄高―早稲田大2年)が初出場する。「せっかくつかんだ全日本選手権の切符なので、全力で頑張りたい。出場できることを沖縄の後輩たちにも知ってほしい」と意気込む。 【写真と詳報】氷上で舞う姿「魅せる演技をしたい」 千葉県の出身だが、父親の転勤に伴い沖縄で育った。エナジックスポーツワールドサザンヒル(南風原町)のスケート教室に通い、小学3年生から本格的に競技を始めた。 シニア参戦となった今季。これまではジャンプやスピンなど技術面を重視してきたが、魅せるスケートが重要だと感じ、表現力を磨いてきた。その結果、10月の東日本選手権で4位入賞し、全日本選手権への出場を決めた。「昨年の自分よりもスケーティングは良くなってきている」と手応えを感じている。