道の駅氷見、中部北陸1位 ランキング全国でも4位に 豊かな食や絶景評価
●中部北陸 千里浜2位、雨晴14位 氷見市の道の駅「ひみ番屋街」が、道の駅ランキングで中部・北陸エリアで1位になった。ひみ寒ぶりをはじめ新鮮な海の幸や氷見牛など豊かな氷見の食文化や海越しの雄大な立山連峰の絶景などが高く評価され、全国でも4位にランク入りした。関係者は今回の評価を弾みに、さらなる高みを目指して全国からの集客を目指す。 雑誌や書籍出版などの晋遊舎(東京)が全国の道の駅を制覇した3人と全国に1213カ所ある道の駅のランキングをまとめた。 中部・北陸エリアで道の駅氷見は富山、石川、新潟、長野(南越地区)、岐阜、愛知、静岡、三重県の全219駅でトップとなった。2位は「のと千里浜」(羽咋市)、3位は「新潟ふるさと村」(新潟市)で、「雨晴」(高岡市)が14位に入った。 全国では茶畑が広がり抹茶に特化した「お茶の京都みなみやましろ村」(京都府)、廃校舎を改装した「保田小学校」(千葉県)、「ピア21しほろ」(北海道)に続き、道の駅氷見はブルーベリー摘みが楽しめる「川場田園プラザ」(群馬県)などと並んで4位となった。 道の駅氷見は2012年10月に「ひみ番屋街」と「氷見温泉郷 総湯」の2施設でオープンした。氷見漁港から直送する新鮮な海の幸や氷見牛などの豊かなグルメ、買い物が楽しめ、源泉掛け流しの天然温泉の総湯、富山湾越しの立山連峰を望む展望広場なども人気を集める。昨年度の来場者は111万人(前年度比2・2%増)だった。 運営する氷見まちづくり株式会社の本多正樹事業課長は「お客様の声を大切に改善できる所は改善し、評価していただいた所はより伸ばし、これからも行ってみたいと思ってもらえる施設を目指したい」と話した。